今日は、中秋の名月、十五夜です。
こどものころ、お月見に欠かせないすすきを学校の帰り道に探しながら、ススキが風に揺れる音が、話し声に聞こえてきて、しばらくその場ですすきの擦れ合う声を聞いていたことがあります。
そのことを詩に書き留めたこともありました。
何を話しているのかな?いつか聞きたいな。。ススキのはなしを・・て感じの中身だったかな・・(笑)
九月十日の今日は、お月見です。お団子や果物と共に、すすきは、なんでお供えするのでしょうか?
本来ならば、豊作を意味した、稲穂をお供えしたいところ、稲刈り前であることから、にているすすきを代用したといわれてるのだそうです。
ですが、姿が似ているからだけではなかったようです。
すすきは古くから神様の依り代と思われていて、茎の内部が空洞になっているため、神様の宿り場になると信じられていたのだそうです。
こどものころに感じたすすきの話し声!あれは神様の声?だったのでしょうか?(゚д゚)!
話を元へ。。
また、すすきの切り口の鋭さから、魔よけになると昔の人たちは考えていたのです。
無病息災を願い、今年の豊作に感謝し、また翌年の豊作を願っての思いを込めて、お供え物と共にすすきを飾ったのでしょう。
すすきは、古くは日本文化の中で大切にされてきた茅葺屋根の材料として、重んじられていて、わたしたちの生活の中には欠かせないものでした。屋根ですから、まさに、命を守ってくれている目に見える「神」のようにも思われますね。
すすきの花言葉は。。
「活力、生命力」
日当たりの良い草原地帯群生しているイメージですが、どんな荒れ地でも、暑くても、寒くても、土壌を選らばずに頑固な根を伸ばして育つのだそうです。
枯れてもなお生きている。。そんなイメージが個人的には感じています。
人間のわたしたちに、身をもって教えてくれているのでしょうか(^^♪
今日のお月見は、すすきを別な視点で感じてみては?
いいお月見になりますように🌕